nakamura1.jpg(20K)中村 修一  English page 名工大研究者データベース facebook Google Scholar publons researchgate          

[e-mail] snakamur@nitech.ac.jp
[TEL] 052-735-5245 (研究室):訪問時はスケジュールを確認してください
[居室] 19号館238号室
[専門分野]
不斉合成化学、精密有機合成化学、生理活性物質合成
[所属学会]
日本化学会、有機合成化学協会、アメリカ化学会、日本プロセス化学会、東海化学工業会
日本薬学会

平成 8年3月 名古屋工業大学工学部応用化学科卒業
平成10年3月 名古屋工業大学大学院工学研究科博士前期課程物質工学専攻修了
平成13年3月 名古屋工業大学大学院工学研究科博士後期課程物質工学専攻修了
平成13年4月 名古屋工業大学助手
平成15年9月ー平成16年8月 University of Pittsburgh, Dennis. P. Curran研究室 (文部科学省在外研究員)
平成20年4月 名古屋工業大学大学院工学研究科 准教授
平成28年4月ー令和4年3月 名古屋工業大学 材料科学フロンティア研究院 副院長
平成30年4月 名古屋工業大学大学院工学研究科 教授

[学位] 
平成13年3月
「スルホキシドとスルフィドの不斉合成反応への応用」
「Application of Sulfoxides and Sulfides to Asymmetric Syntheses」

[賞]
平成13年度 第18回井上研究奨励賞
平成15年度 有機合成化学協会東海支部支部奨励賞
平成17年度 有機合成化学協会 三共 研究企画賞
平成19年度 Tetrahedron: Asymmetry  Most Cited Paper 2004-2007 Award
平成23年度 有機合成化学協会 帝人ファーマ研究企画賞
平成23年度 日本化学会第25回若い世代の特別講演会講演証受賞
平成24年度 第47回東海化学工業会賞受賞
平成25年度 長瀬研究振興賞受賞[写真]

[研究概要]
[不斉合成とは(化学専攻でない人向けの説明)]

[好きな言葉]
"Chance favors the prepared mind." by Louis Pasteur
「好機は備えある心に宿る」
【解説】強く期待してとった行動にしか成功は生まれ無いと思います。研究も同じです。
この研究を絶対にうまく成功させる、この実験をうまく成功させる、この発表を成功させる・・・・常に、強く期待して行動したいと思います。
また、そのためには、事前の準備が大事です

”挑戦:challenge”
【解説】:挑戦・チャレンジしなければ、自分の能力は上がりません。挑戦をするかしないかは、自分が決めることです。
新しい触媒合成に挑戦する、新規合成反応の開発に挑戦する、新しい分析手法に挑戦する、使ったことがない機器の習熟に挑戦する、
困難な申請に挑戦する・・・人生において、常に”挑戦”する習慣を身につけるために、何事にも挑戦し続けて欲しいと思っています。

[研究者の卵へのメッセージ]
 中村研究室では、得意としている有機分子の精密構造制御技術を足がかりに、不斉触媒、不斉合成、生理活性物質合成の新機軸を打ち出すべく、教員、学生が一丸となって研究を進めています。それぞれの学生の愛着とこだわりが研究に深みを与えるため、教員とディスカッションしながら、”自ら考えて研究を行う”ことを推奨し、そのように指導しています。そういった環境で1−2年も研究を行うと、イキイキとした表情で、私に新しい触媒構造、合成反応、実験手法を提案に来る学生も多く、大変嬉しく感じています。

 研究室配属前の学生さんは、研究・研究室に対する疑問が尽きないと思います。研究は、本を読んだり、授業を聞いたりして学ぶこととは異なり、自ら問題設定を行い、その解決法を探しだしていきます。世界で未知、未解決の課題に取り組むのです。新しい触媒を設計するのであれば、その分子にどういう機能を付加したいのか?どんな反応を可能とする触媒にしたいのか?など、分子と向き合って考え抜きます。教科書や本に答えは書いてないのです。満足できる触媒設計への探究心は尽きず、そして出来上がった触媒は、大変美しい構造で、研究者の卵(皆さんのことです)の個性を体現、表現するものとなっていきます。自分の考えた・作った触媒が、これまで出来なかった合成反応を可能にしたり、世の中の物質生産技術を一変させるかもしれない・・・そう考えると、非常に、アグレッシブな学問だと思いませんか?

 研究室に
ついてわからないことがあったり、少しでも興味がありましたら、是非、気軽に研究室を訪問して下さい。研究室を覗いて頂ければ分かるかと思いますが、活気溢れるグループであると自負しています。
 研究室のメンバーが研究室全体のカラーを決めていきます。このため、研究室に入ってから一生懸命研究・勉強したい人、研究に対して意欲、向上心のある人を大歓迎します。皆が、強い向上心を持ち、同じ方向を向いて、それぞれを助けあいながら研究を進めるからこそ、相乗効果として研究スキルが向上します。

世界で誰も行っていない研究、合成されていない触媒合成を、世界で一番最初に成し遂げよう。
という気概を持って研究を進めていきましょう!

学生の内に身に付けて欲しい研究力について


授業配布プリント

一部:有機反応化学II
二部:有機合成化学
http://www.ach.nitech.ac.jp/~organic/nakamura/XXXXX.html
XXXXXを、授業で配った資料に記載の文字に変えて
ブラウザに入力してください。



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