山下 啓司

助教授

e-mail はこちらへ→

YAMASHITA，Keiji

1959年１月29日生

【学歴】

名古屋工業大学繊維高分子工学科 1981年卒業

【学位】

工学博士 1990年 大阪市立大学

数種のビニル系高分子触媒の合成、反応、および活性に関する研究

【職歴】

1982年 助手

1982年 助手就任

1995年 助教授就任

【学会】

高分子学会、日本化学会、アメリカ化学会

【現在の専門分野】

生体関連化学(Biotunctional Chemistry), 高分子合成(Synthesis of Polymer),

機能性高分子(Functional Polymer)

【現在の研究テーマ】

1、刺激応答性ハイドロゲルによる環境汚染物質の分子認識

2、分子認識能を有するハイドロゲル触媒による環境汚染物質の駆除

3、シャペロニン様活性を有するたんぱく質認識ハイドロゲルの分子設計

4、酵素様活性を示すオリゴペプチド触媒によるエナンチオ選択的酸化分解反応

5、ビタミンB１由来触媒活性点を有するペプチド触媒による人工酵素の分子設計

ﾁｵｰﾙﾎﾟﾘﾏｰによるｴｽﾃﾙ分解反応(Esterolysis by Thiol Polymer)

【研究活動】

• • 　
  • 著書

Polymeric Materials Encyclopedia, CRC PRESS．Inc．

• • 　
  • 論文

Kinetic Evidence for Duplicity in Ion Transport <J.Am.Chem. Soc.>(1996)

A Holoenzyme Model of Thiamin dependent Enzyme；Asymmethical Acyloin Condensation Catalyzed by Lipid Catalyst having Thiazolium Salt in Lipid Bilayer Membrane <Tetrahedron Lett.>(1995)

• • 　
  • 今後の研究テーマおよび内容

今までに蓄積してきた高分子触媒の情報を基に、生体内触媒である酵素の模倣、人工構築を目指している．即ち酵素を分子集合体であると認識し、ﾎﾟﾘﾍﾟﾌﾟﾁﾄﾞ、資質二分子膜、ﾐｾﾙ等のより生体に近い人工分子集合体に触媒官能基を担持させ、その分子認識能、反応特異性を重視し、より高性能高機能の分子集合体触媒の構築を目指している．