サッカーと私

起:1974年
 
 1974 年の西ドイツワールドカップでヨハン・クライフのオランダに魅せられる。夜中に放映された決勝を録音したカセットテープ(実況金子氏&解説岡野氏)を繰り返し聞き続け、オランダとドイツの国歌を暗記するに至った。
 以来、これだけ面白いスポーツがなぜ日本人に受け容れられないのかを不思議に思いながら、1970年代から80年代にかけてのサッカー冬の時代に日本代表を支え続けた(国立競技場のバックスタンドで)。

承:1986年
 
 日本がワールドカップに出場することなど夢幻であった1985年、アジア予選が東西に分かれて開催されたため、日本は最終予選に残り韓国と相対した。国立のバックスタンドで日の丸の小旗を降り続けたその夜は、自分がワールドカップで戦う日本を見ることはないだろうと思ったものである。
 しかし翌日、府中の芝生の上で、日本最強馬が差されるのを目の当たりにして、奇跡は起こるものだと不思議な思いがした。
 日本を見られない以上、一度はワールドカップを見ておこうということで、翌年、最初の海外渡航先としてメキシコに出かけることになった。ワールドカップ史上最も美しい試合を生で見たことが自慢。

転:1998年
 
1998年、日本 ワールドカップ出場。
2002年、日本 ワールドカップ開催。
 20年前から考えると、奇跡としか思えないことが続いている。特に応援のまとまりをつくれなかった当時から比べると、素晴らしいサポーターをもつ今の日本代表は幸せだと思う。

 KJワールドカップ総括

結:2010年?
 
  この流れからすると、日本のワールドカップ優勝しかない???