平成29年度 卒業研究配属学生さんへのメッセージ

170113 神取秀樹

「光といのち」をキーワードとして、百年後に役に立つ研究を展開している我々の研 究室は、今月から助教として片山君が加わったことで、定員6名となりました。昨日 の配属説明会で説明した通り、配属してもらいたい学生さんは以下の通りです。



1) 根性のある人

 新しい何かを解き明かす研究という作業はなかなか理不尽なものです。どれだけ頑 張っても、うまくいくとは限りません。私は常に、「真に面白い研究はできるはずが ない」と言っているほどです。研究は面白いけど、楽なものではない。根性のある 人、ガッツのある人の配属を期待しています。



2) 「生物物理化学」受講者

 配属先を選ぶのは君らであり、君らの権利です。一方、私が配属学生を選ぶことが できるとしたら、15名ほどいる私の講義の受講者を選びたいと思います。「光とい のち」の研究は生物物理化学そのものであり、私の講義を熱心に受講してくれている 学生さんにぜひラボに加わってもらいたいと思っています。



3) 男子学生

 昨日も言った通り、うちはずっと女子学生の少ない研究室でした。「神取先生が厳 しい」という評判があったからだと思います。ところが2年前に劇的な転換がありま した。来年度、10名の大学院生(D3が1人、M2が5人、M1が4人)はすべて 女子学生です。男子学生がゼロ、という理由は不明ですが、今年は男子学生にぜひ配 属してもらいたいと思っています。



 今年はどんな学生さんが配属し、私たちと一緒に研究に関わってくれるか、楽しみ にしています。