平成27年度 卒業研究配属を終えての感想 

150917 
神取秀樹@大岡山

クライネマッターホルン、慶応三田山、彦根山と続きましたが、大岡山の東工大で開催された分子科学討論会において、たいへん名誉なことに分子科学会賞をいただくことができました。これも研究室内外の共同研究者のおかげです。特に、キツイという評判の中、うちの研究室を選んで配属し、頑張ってくれた学生さんたちに心より感謝したいと思います。
 これまで私の研究室に配属した女子学生は多くても2名であり、半数を超えたことはありませんでした。ところがなぜか今年は、6名の配属学生さんのうち、1名が男子、5名が女子という驚くべき結果になりました。
 5人ものやる気のある女子学生が配属してくれたこと、とても嬉しく思っています。彼女たちが3年間(+αも?)で何をラボに(あるいは研究分野に)残してくれるか、とても楽しみにしています。
 一方、唯一の男子学生のM君はB4の学年ではありません。つまり今年のB4の学年からは、男子学生の配属がゼロに終わったということです。これまで神取研がキツイという評判の中でも、やる気のある男子学生が仲間に加わってくれていたことから、今年のB4の男子学生に対する私の評価は「最低」です。神取研の研究が面白くないのであれば理解できますが、このところ次々に面白い研究テーマが見つかっている中、男子学生の配属がゼロであったこと、大いに失望しています。
 もう少ししたら例年通り、メッセージを公表しますが、今年の目標は1つ、今のB4と違って、もっとタフな男子学生に仲間に加わってもらいたいと思っています。