平成23年度 卒業研究配属を終えての感想 

110911  
神取秀樹@答志島(三重)

 今年度は移動の多い年となりました。1年前に私の研究費の博士研究員として来日したトゥサールは学生さんたちに多大なよい影響を与えましたが、4月から日本学術振興会・外国人特別研究員にスイッチしたと思ったら、6月に母国インドで助教授になることが決まり、慌ただしく帰国しました。4月には博士研究員として吉住さんが加わった一方、7月にはラボを支えてくれた谷ヶ崎君がラボを離れました。10月には私の大学時代の後輩の佐々木 純さんが特任教授として研究室に加わります。
 人の移動だけでなく、スタッフ・学生のすべての居室が5階から8階へ移動し、新たな神取研の体制がスタートしました。
 このような環境のもと、平成23年度には第一部の5名が配属をしました(第二部なし)。5名の卒研生は居室が広くなったせいで、卒研生にも関わらず自分の机のスペースが与えられる(!)というこれまでにない、恵まれたことになりました。幸い、全員が大学院への進学を決定し、新たな気持ちで実験を再開しています。例年通りの意欲溢れる学生さんたちが、研究室に何をもたらすか、楽しみにしています。