平成17年度 配属を終えての感想

 
 050714 神取秀樹

 1月25日の配属説明会直前、今年も「うちを希望するのであれば、覚悟して来てください」と言うつもりであったものの、(その気配を察した)K君から「先生、頼みますからあまり強気に出ないでください」と懇願され、結局、今年はかなり宣伝をしてしまった。そのせいかどうか、今年は1部の定員4名が割れることはなかった。 そして2部の2名、ポスドク4名、院生9名と合わせ、ついに研究室メンバーが20名の大台に乗ることになった。
 私が名工大に来てから3年余が経過し、神取研がどういう研究室であるかについて、ある程度知れるところとなったように思う。その意味では、2年続けてHP上で書き続けてきた卒研生へのメッセージの歴史的な役割は幕を閉じたということができるかもしれない。「メッセージ」をやめても、今年のような意欲ある学生が配属してくれることは間違いないであろうから。しかしながら、私のメッセージは学生さんだけでなく、若手教員や他大学のひとが読んでいるらしいので、今年も続けることにします。半年後をお楽しみに。
 今年の卒研生に関しては、ちょうど研究室旅行が終わったところでもあり、かなりのインパクトを感じています。鍛えがいのある骨っぽい連中が集まったので、神取研の新しい歴史の扉を開いてくれるような研究が生まれることを期待します。