近藤 健(大阪大学産業科学研究所 笹井研究室 特任助教)


平成29年度 未来材料創成工学専攻 博士(工学)取得


「自己紹介」
私は名古屋工業大学 中村研究室にて有機化学(不斉合成)の研究を行い、2017年3月に博士(工学)の学位を取得しました。
2017年4月よりPrinston大学David W. C. MacMillan教授の元に留学し、
2017年11月より大阪大学 笹井研究室にて特任助教に着任し、日夜、研究と教育に励んでいます。

「現在の仕事と後輩の皆さんへ」
笹井研究室では、様々なバックグラウンドを持つスタッフや学生、留学生に囲まれ、刺激的な生活を送っています。
研究内容としては、不斉合成の研究を中心に行っており、新しいコンセプトを持つ触媒の設計・合成を目指しています。
その際に、博士課程の際に培った知識や経験が大いに役立っています
特に、新しいことを発案・実現する能力は博士課程においてかなり鍛えられました。
企業の研究も魅力的ですが、納期やコストといった制限の下では、新しいことに挑戦することは難しいかもしれません。
博士課程は、人生最初で最後の「自分の興味の赴くままに研究を行える期間」であると思います。
その過程でしか得られない苦楽は皆さんを人間としても研究者としても大きく成長させてくれるはずです。
研究や研究室が好きな方は、ぜひ博士課程に挑戦してみてください!

関連リンク
大阪大学笹井研究室
フロンティア研究院在籍時のコメント