ホオズキ(学名:Physalis alkekengi var. francheti)
  ナス科の多年草(漢方では、根を酸漿根として用いる)

苦味成分として、16,24-シクロ-13,14-セコステロイド構造を持つフィサリンA、B、Cを単離、
構造決定(1969、1970年)


      


フィサリンB等が、腫瘍細胞の増殖を抑制することが、明らかにされた(Antoun ら、1975年)。

さらに、9種のフィサリンを単離して、フィサリンL−Tと命名し、その構造を決定。化学変換反応や、腫瘍細胞に対する構造−活性相関について詳細に検討。