化学者の VC++ ことはじめ

C 言語はさっぱりわからない筆者がひょんなことから買ってしまった Visual C++ を使ってデータ解析プログラムを作る過程の覚書です。タイトルをクリックするとステップごとに学習する内容を表示し、画像のところをクリックするとそれぞれのステップのスナップショットを見ることができます。

0.どんなプログラムを作るか

1.データファイルの読み込み、書き出し(保存)


基礎編では簡単な x, y データの読み込み、書き出しを行い、応用編では少々複雑なデータフォーマットを扱います。

2.データのグラフ表示


基礎編では簡単な散布図を描き、応用編ではマウスドラッグした部分の拡大カーソル表示を行ないます。

3.データの解析を行なう


表示されたデータのy値の総和を求めます。 サンプルプログラムではマルカルト法による非線型最小二乗法を使って曲線当てはめを行なっています。

4.解析条件の入力


データの総和を求める際にデータにゲタをはかせることにします。このゲタの値をユーザーがダイアログボックスから入力できるようにします。応用編ではラジオボタンの設置を行ないます。

5.解析結果の表示


データの総和を求めた際、結果をメッセージボックスで表示します。

6.解析結果の保存


データの総和を求めた範囲、総和をファイルに保存します。

7.スタンドアローン実行ファイルの作成

実行ファイルの作成です。