下記講演会を,名工大学生・職員に公開いたします。環境問題に興味のある学生・教職員の方々 のご参加をお待ちしております。

森 秀樹
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分離技術会年会2007/名古屋
 特別講演会<分離技術会・名古屋工業大学合同企画>
− ここまできたVOCへの戦略的対応 −

国内の溶剤の使用量推計は270万t/年と相当な量がある中で、約130万tが大気中 に放出され、その同量が焼却されており、リサイクルされているのは、わずか約 20万t(約7%)程度とされている。使用される溶剤の半分は大気中に放散され ているという事実を背景に、VOC規制もスタートし、各企業の行動計画も新規な 展開を見せている。近年、排出抑制対策としての様々のVOC分離技術が提案され ているが、資源問題また環境問題を考慮すると回収のための分離技術やプロセス の発展が望まれている。本特別講演では、VOCに焦点をあて、規制、企業におけ る対応、回収技術などの問題への取り組みについて、理解を深める。

日 時:平成19年6月7日(木)14:00−16:05

場 所:名古屋工業大学 講堂大ホール
(学生・教職員は図書館側階段(2階)から出入ください)

<プログラム>
14:00-14:05 ここまできたVOCへの戦略的対応
(司会:緑静男,平沢泉)

14:05-14:35 (社)日本自動車工業会におけるVOC排出抑制の自主的取組
       (社)日本自動車工業会 樋口 正裕 氏

14:35-15:05 工業洗浄分野におけるVOCの現状と対策
       日本産業洗浄協議会 土井 潤一 氏

15:05-15:35 溶剤のリサイクル技術の新展開 
       日本リファイン(株) 川瀬 泰人 氏

15:35-16:05 溶剤の流れと今後の動向 
       ミノテック環境浄化省エネサービス 美濃部 光彦 氏