第1話
 
これは、とある学会の時の話です。
学会も無事に切り抜けて、あとは、夜の飲み会です。
A先生とホテルの横のチェーン店の居酒屋へ行きました。
そこで、注文を取るときの話です。
A先生「なんでも好きなもの頼みなさい。」と。
決めかねていると、A先生、店員に
「お勧めはなんですか?」と。
チェーン店なのに?
店員もちょっとびっくりした顔で
なにかを勧めてきました。
「じゃあそれもらおうか。」
「ほかにお勧めはないですか?」
店員はさらにびっくりした顔で
ちょっと考えてから仕方なくなにかを勧めてきました。
「じゃあそれもらおうか。」
「ほかにお勧めはないですか?」
「!!」
さすがに店員も苦笑を殺しながら、
「すいませんメニューが替ったばかりで
まだ覚えきれていないんで・・・。」と、
店員キラーなA先生でした。
 
第2話
飲み会に行くとかならず、
「焼きそばはないですか?」
と焼きそばを頼みたがるA先生。
焼きそばが大好きなんだ。とみんなが思っていたら、
実はそうではないらしいです。
「T先生が宴会のしめは焼きそばに決まっているのですよとおっしゃったんですよ」と
じつは、某デュークT先生が元凶だったのです。
ちなみにA先生は焼きそばよりもそば飯の方がお気に入りです。
がこれは別物の認識らしく、かならず両方頼みたがります。